【読書感想】マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ

マーケティングを学んでみようと思ったち、おすすめしていただいた本を読みました📕
読んでみたら、めちゃくちゃ刺さったポイントがあったので感想をまとめてみます。

目次

マーケティングって、結局「お客様のことを考え続けること」だった

Web制作で一からサイト設計するとき、マーケティングの知識が必要だと感じる場面が増えてきました。
AIの発達で下流の作業部分は少しづつ変わっていく中で、「考える力」の部分がより大切になってくる気がしていて。
おすすめしていただいたこの本を手に取りました📚

この本の核となる考え方をひと言で表すと、「WHO と WHAT を徹底的に考えること」でした。

  • WHO:誰に届けるのか(どんなお客様か)
  • WHAT:何を届けるのか(どんな価値・便益か)
  • HOW:どうやって届けるのか(どのSNS、どの広告など)

多くの人は「HOW(どうやるか)」を最初に考えがちですが、この本ではWHOとWHATを考え抜けば、HOWは自然と見えてくると書かれていました。これがすごく印象的で。


この本で刺さったこと

① 便益と独自性を見つける(価値の4象限)

価値の4象限の図解

商品・サービスを「お客様にとっての便益(メリット)」と「他にはない独自性」で考えること。
これをちゃんと言語化できているかどうかで、伝わり方が全然変わるんだと思いました。

本の中では、この2つの軸を組み合わせて「価値の4象限」として整理されていました。

  • 独自性◎ × 便益◎:もっとも理想的(強い商品)
  • ⚠️ 独自性◎ × 便益×:ギミック(お客様を選んでしまう)
  • ⚠️ 独自性× × 便益◎:コモディティ(埋もれてしまう)
  • 独自性× × 便益×:選ばれない

「独自性が高いだけ」だと、面白いけど刺さる人が限定的(ギミック)。
「便益が高いだけ」だと、似た商品が多すぎて埋もれてしまう(コモディティ)。
独自性と便益、両方が高い状態を目指すのが大事という考え方は、とてもしっくりきました。

② N1分析:「一人のお客様」を徹底的に観察する

N1分析という考え方が印象的でした。
大勢に向けて考えるんじゃなくて、まず「たった一人」の購買心理を深掘りすることで、本当に刺さるものが見えてくるという考え方です。

WHOとWHATを考えるとき、いろんな分析手法があるけれど、迷ったら一人のお客様を徹底的に分析するのが結局いちばんの近道。
これは Web 制作のヒアリングにも通じる話だなと感じました。

  • 大勢を狙いにいくと、誰にも刺さらない
  • 一人を理解できれば、似た人にも自然と届く
  • 「みんなに」じゃなくて「あの人に」を考える

クライアントのお客様がどんな人なのかを徹底的にヒアリングしていくと、見えてくるものがありました。
一人の方の声を丁寧に聞いていると、「あ、こういうことが伝わるといいんだな」という感覚。
N1分析と通じるものがあると感じています。

③ 現場に足を運ぶことの大切さ

実績のあるマーケターは、データを眺めているだけじゃなく、実際の購入現場や商談に足を運んでいるとのこと。

データの先にいる「人」を見に行く

読んでから、ショッピング中に自分が惹かれた商品を見て「なぜ惹かれたのか?」「この商品の独自性と便益は何だろう?」と考える癖をつけようと思いました。
まだまだ意識しないと忘れてしまいますが、少しづつ身についてきている気がしています😌


読んで変わったこと

マーケティングって難しそう・理論的な話、と思っていたけど、突き詰めると「ひたすらお客様のことを考えて、その価値と便益を考え続けること」なんだなと。

読み終えてから、買い物するときや商品を見るときに「これの便益は何だろう?」「独自性はどこにあるんだろう?」と考える癖がつきました。

私もHowだけで「あれもやらなきゃ、これも試してみよう」となりがちなので、まずWhoとWhatをちゃんと考えてから動くようにしたいと思っています。
すぐ変わるわけじゃないけど、意識するだけで違う気がしています。


Web制作との接点

一番役立つのは最初のヒアリングのとき。
クライアントのお客様がどんな人で、何に価値を感じているのかを引き出す質問が変わってくる気がしました。
ヒアリングシートの内容や設計の方法も、少しづつ変えていきたいと思っています。


まとめ

マーケティングの知識を「使える」ものにするには、現場への好奇心と、一人のお客様への想像力が必要なんだと気づかせてもらいました。

難しい理論を覚えるより、まず「WHOとWHATを考える」。この本がくれた一番の収穫は、このシンプルな考え方の軸だった気がします。

マーケティングを学び始めるとき、この本を最初に手に取ったのは正解だったと感じています。
細かい分析技術を覚える前に、考えるべきものがある。それを教えてもらえた一冊でした📖


📖 本のデータ

  • タイトル:マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ
  • 著者:西口一希
  • 読了日:2026年6月1日

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